当院はこどもクリニックです。
小さなこどもは自分の体調をうまく言葉にできないことがあります。
そのため、小児科では会話の中のキーワードや細かい表情など、
あらゆることに気を配り診察を行わなければいけません。
当院のロゴマークであるフクロウは、人間の10倍の視力を持ち、
首が左右に270度回り広範囲を見渡すことができます。
私自身もお子さまとしっかり向き合い、フクロウのようにしっかりと注意深く物事を観察することで
お子さまにも親御様にも安心していただける診察を行っていきたいと考えています。
また、身体が不調のときに少しでも楽しみにして来ていただけるよう、
院内を森のような空間にしました。
当院がご家族のかかりつけになれるよう取り組んでいきます。
院長
はじめまして。この度、2023年11月に米子市安倍に開院した「さのこどもクリニック」院長の佐野仁志です。鳥取大学医学部附属病院小児科および関連病院にて勤務を行い、この度、開業することになりました。鳥取大学医学部附属病院や研修先の群馬小児医療センターでは主に血液腫瘍疾患の患者さんを診させていただきました。患者さんの中には長期に渡ってのケアが必要な場合もあり、ご家族との関わりも密なものになります。そこで出会った多くの患者さんやご家族と共に笑ったり時には涙しながら、なにものにも代えがたい経験を得ることができました。医師としてだけではなく、人間としても成長させていただいたように思います。また、その後に赴任した松江市立病院では、コロナ禍でもありましたが新生児から中学生まで幅広い疾患の患者さんを数多く診させて頂きました。この様な経験をする中で、こどもの治療は当然のこととして、本人・ご家族の不安も少しでも和らげていける様な医療・取り組みを行いたいとの考えに至り、開業という新たな道を歩むことといたしました。これからも微力ながら地域に貢献できるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。
身体が不調のときに少しでも楽しみにして来ていただけるよう、院内を森のような空間にしています。
子ども用の手洗いや、授乳室も完備しています。
一歩足を踏み入れると、大きな木が印象的で森の中に来たように感じていただけます。壁には一面にふわふわな葉っぱがあり、その奥にはなんと診察室が！「また来たい！」と思ってもらえる空間を作りました。
待合から自由に出入りができるウッドデッキで、泣いている赤ちゃんをあやしたり、退屈な子どもたちを遊ばせたりすることができます。外の空気を吸ってリフレッシュしてください。
点滴室は完全個室で2部屋ご用意しています。それぞれの部屋は「空」と「宇宙」がテーマになっており、可愛い間接照明が点滴中の時間をゆったりと過ごせるように照らしてくれます。
